ホームインスペクションを地元のインスペクターに依頼しましょう。
現在ホームインスペクション(住宅診断)は正直なところ普及していません。
診断基準もあいまいでどこの会社に依頼するのが良いのか消費者にとっては
迷うところです。
これからどの様に業界が変化していくか解りませんが
現在のところ業界をリードしているのは私も加盟している
JSHI 日本ホームインスペクターズ協会だと思います。
政府の肝いりで、不動産業界、建築業界等から複数団体ができていますが、
試験を厳密に実施しているのは現在この団体のみです。
実際建築士や宅建資格者が多く受験していますが不合格者も少なくありません。
各資格と違い幅広い知識を必要としています。
また公認インスペクターに対して2年更新や多くの講習を実施していますし
サービスをスタンダードにするためのマニュアルも充実しています。
他の団体は講習だけで認可されたり、更新や講習も少なく建築士の資格が条件等
一定のハードルを設けていたりはしますが・・建築士だから住宅診断の知識が
豊富とは限りません。
そして私が地元インスペクターに依頼するのが良いと思う理由が
建築士だけではと言う理由とリンクします。
建築物(住宅)は地域によって建築の仕方や歴史が違うと思います。
どの工務店が何時頃建築したとかどこの分譲なのかは重要な情報です。
いくら優秀なインスペクターが他府県等から呼んだとしても
ハウスメーカーの建物や その建築物単体を評価する事はできますが、
地域性や建築会社の情報は乏しいと思います。
また住宅診断の様に目視を中心とする診断方法では地域情報等は不可欠です。
私自身も他地域の工務店の名前やその地域の風習等はわかりません
京都であれば会社名や地域を聞けば見る前からわかる事も多くあります。
現在優良な建築物を作っていても昔は・・・
と言った情報は地元の人間にしか解りません。
是非京都で住宅診断をお考えの方は京都の業者にお問い合わせください。
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